LIVE

名古屋でのライブ。
今夜もロックできた。
シングルのレコ発なのに、こんなにたくさんのお客さんが来てくれることがとても嬉しい。すごいことだと思う。
来てくれた皆さん、どうもありがとう。

夕べは事務所のスタジオでずっと作業で、朝名古屋に発つまで一睡もできなかった。
最近はこんな日が多い。
移動の車の中はずっと寝てた。
名古屋に着いても搬入からリハーサルのギリギリまで、無理言って寝かせてもらう。
時間になり車を降り、地下駐車場から会場へ向かう。アタマはまだ全然フラフラしている。
ステージに上がり、サウンドチェック。
リハーサルが終わり、舞台の裏手にある楽屋で開演を待つ。
夕べ作った開場時のミックスCDの音にお客さんのざわめきが徐々に大きく混ざり始める。
ライブ前にはいつも、これから2時間とちょっとのあいだ自分は最高に輝けるだろうか、と不安になる。「2時間とちょっと」を日常の時間の尺度に当てはめてみたりする。明らかに長い時間だ。
頭をよぎるいくつかの賢者の言葉。いつも思い出す母が言ってくれたある言葉。そして、お客さんの輝く顔を思い出してみる。
さあ、時間だ。今夜も光でいっぱいのステージに向かって歩き出す。