日記

大阪は梅田、NOONという最高にいい感じのCLUBでライブ&DJ&トーク
とろけそうなスペシャルな夜でした。聴きに来てくれたみんな、どうもありがとう。
このパーティをオーガナイズしてくれたのが大阪の"oops! here i go again"というイベントのDJ、竹腰くんである。
彼はとにかくよく喋る。彼といると、ホントに音楽を愛してるんだなってことが伝わってくる。そしてそれがとても楽しい。
今日はその竹腰くんの特別インタビューです。


自分のDJのスタイルが変わったんは、藤原ヒロシさんのDJを聴いてからかなぁ。もう2千8百円以上のレコードかけへんからね。
そんときのプレイも隠し録りしててん。MDに。めっちゃフリー・ソウルの定番とかかけててん。
"thinking of you"からUAの"ホライズン"にいったりとか。ジェームス・ブラウン。で、最後ジョン・レノン、みたいな(笑)。

DJのとき心がけてんのは、まず自分が楽しむこと。昨日もそうやったけど、見てた?下に降りてフロアでみんなと一緒に踊んねん。自分の音どんなんか聴きたいからね。

今まで呼ばせてもらったのは、橋本徹さん、山下洋さん、西寺郷太くん、堀内隆志さん、チャーベくん、小柳帝さん、新井仁さん、GENちゃん、で、小西さん。

めっちゃ音楽聴いてる子も、ぼくのイベント来てくれるんやけど、そしたら「安心する」って言ってくれる。

部屋中レコードだらけ。でも今の自分に必要ないもんは売りますけどね。今を生きてるから(笑)。でまた必要になったときには、買いなおすねん。以外と見つかるよ。そんなもんやろ。

いちばん大事なのはドラムやね。ドラムがしっかりしてないと飽きちゃう。踊られへん。
そういう意味で北山ゆう子さんとかめっちゃ好きやわ。ゼルダのドラムの人とか好きやったなぁ。女の人のドラムって、なんか、リズムがちゃうんやなぁ。

音楽追求してんのって、昔、宝島とか読んでた感じ?ゴダールとかの映画とか知って「オレって大人だなぁ」みたいな(笑)。その感じ。分かる?それが最近は欠けてる思うねん。

流行りのイビザ風とかあんま興味ない。ラリー・レバンとか見てたから。ああいうDJ。死ぬまえ。"english man in new york"とかかけてた。最っ高!
大人が行ってるとこって感じしたね。不良感あった。

(夕べの曽我部のDJは)マービン・ゲイで入って、前半最高!途中あんまり聴いてなかったかな。中盤の濃いのはやっぱ苦手やねん。軽いのが、ポップなんがすき。ベストテン世代ですから(笑)。でも後半のハウスはめっちゃ踊ってましたよ。

ラリー・レバンでも藤原ヒロシさんでも橋本さんでも同じ。みんな同じ根っこをずっとやってるって思う。
・・・自由ってことかな。

よう喋るでしょ。嫌われてもいいから、自分をさらけ出そうと思ってる。ケンカしてもまたどっかでテンションが合えばまた会うからね。人間だから。

今はテーマ「笑顔」(笑)。それ気づかせてくれたん曽我部さんやねんけどね(笑)。
笑顔でいることによって、自分に余裕持てるんですよね。

(10月16日・心斎橋のカフェにて)