日記

夏の散歩道。

昨日下北沢のカレー屋さんに自転車を置いてきたので、今日はオフィスへ歩いていく。
遊歩道を通って下北沢へ歩く。この小川が流れている遊歩道がぼくは大好きだ。頭上を桜の木がアーケードのように覆っている。
ペットボトルの水を飲みながら、木漏れ陽の中をゆっくりと歩く。
小川をじっと見てると、水面まぎわにキラキラと小さな蜘蛛の巣がたくさんかかってることに気付く。水辺に集まるちいさな生き物をねらって、また別のちいさな生き物がたくさん集まって来ている。
こうやってみんな生きていて、それは美しいことだなぁと思う。

注意書き：このささやかなかわいい小川は実は下水を再利用した人口の小川である。いわば「ウソの小川」。
でもそんなことどうでもいいやとばかりに、生き物たちは泳いだり水を飲んだり繁ったり涼んだりして生を営む。
そんなことに感動を覚えた夏の散歩道であった。