日記

sokabekeiichi_diary2006-06-04

この一週間もあわただしく過ぎていった。
またしてもまるで短距離走のような一週間ではあるが、振り返ると充実してたりする。

(月)月曜日にはCITY COUNTRY CITYがオープン。大阪から帰って来て、24時を過ぎてパーティ(兼・ROSE RADIO)に合流。
友だちも集まってくれて、楽しい夜だった。でもやっぱり発展途上の感ありで、まだまだ試行錯誤しないとだめだ。
ああ、これも長い道のりだろうな。

(火)レコーディング後半戦。なんだかんだで今年の1月から続いてるこのレコーディングもやっと佳境に入った(と思いたい)。
バンド時代を通して、今まででいちばんゆっくりと時間をかけて作っているアルバムだ。制作に入るといつもすぐに湧き出てくる「あせり」を、蚤をつぶすように殺しながら。
何曲もの曲が入れ替わり、ボツになり、生まれ、そしてまたボツになり、少し変化し、大幅に変化し、そしてなくなったりすること数ヶ月。生命力のある11曲が生き残る。
エンジニア池内氏と、BEASTIE BOYS『CHECK YOUR HEAD』制作中のエピソードを読んだりしながら、静かに燃える。かのアルバムは4年間をかけて、まるで部活のように楽しみながら作られたそうだ。

お店のほうも順調だったらしい。軽くミーティング。

日記を書かなきゃと思いつつ、また夜が明けていく。

(水)午後からレコーディング。もう8割終わったかな?最終的な選曲・曲順がまだ決まらない。DJの友人も力を貸してくれる。
しかしなかなかいいアルバムができてきてる。エンケンさんの「自分が聴きたいものを作るのがいちばん大事で、いちばん難しいこと」という言葉を、タトゥーのように心に刻み付ける。

深夜から店で追加の工事。あまりに眠いのでエンジニア吉満氏を残し、明け方には帰宅。

(木)朝、ハルコの下の歯がぐらぐらと抜けそうになってることに気付く。おもしろいので、指先で歯をぐらぐらとしてみせてもらう。

昼からレコーディング。スカパラ川上さん、沖さん、欣ちゃんとのセッション。大滝詠一氏「A面で恋をして」のカバーを録る。一発音が鳴った瞬間、もうスカパラ。最高。当然のテイクワンOK。数時間ですべて完パケました。夏にリリースされるナイアガラ・トリビュートに収録。

マイミクが100人に!

夜はお店で軽く飲む。混んでる。飴屋法水氏が遊びに来てくれて、すこしお話しした。おもしろかった。
結局朝まで。きれいな日の出を見て。
ここ営業時間、何時?

(金)昼から取材・打ち合わせ。取材や打ち合わせは、レコーディングやライブにくらべると、まったりする。スピード感に欠ける。で、一日ロウ・ギアな感じに。

夜はケニーといっしょにお店に立つ。ふたりでああだこうだ喋りながら、お酒を作ったりするのは楽しい。

帰宅して、アルバム収録曲が仮の曲順で入ったCDを聴く。リビングで小さな音で聴いたが、すっごい良かった。なかなか素敵なアルバムになりそうであります。

(土)朝からうみちゃんが立ったりしてることに気付く。ああ、もうすぐ歩き始めるんだな、この子は。

夜はROSE PARTY @三宿web。告知が少なめだったから、ゆったりといい感じ。みんなでこのくらいの混み具合がいいねと話す。愛と笑いの夜。それ以上でも以下でもない。

(日)朝、ハルコが「日曜日はなんでお休みなの?」って聞いてくる。
「日曜日は安息日なんだよ」と言い、夕方まで寝続ける。

家族で外食。帰宅して日記。ハルコがケロロ軍曹のDVDずっと観てる。ガガガSPのテーマ曲がすごくいい。
いまからちょっとパソコン仕事。
よし、来週もがんばろう。素晴らしい日々になればいい。ああ、短距離走者。