日記(お店のこと)

ぼくとぼくの友人たちがこのところずっーととりかかっていたお店がやっとできあがった。
ほんとうに長い道のりだったな。
お店の名前は<CITY COUNTRY CITY>といって、来週オープン。
レコードとか、本とか、その他にもいくつかのものを売ってる。
夜はお酒も飲める。
ただ、お店といっても売るのだけを目的としたくない。
何人かのひとたちが集まって、喋ったり、出逢ったりする場所にしたい。
ホントはバンドのライブもできるようにしようかとも思ったが、お金もかかるのでやめた。
ぜんぶ手作りでつくった、知らないうちにできあがったところなどひとつもない。
はじめからそうしようと思ったわけじゃなく、気付いたらそうなってた。
そっちのほうが、ぼくらの性に合ってたのだ。
今は殺風景ながらんとした白い部屋だ。
これはいつまでも、そうかもしれない。
ひとがいることではじめて、意味を持つ空間になってほしい。
この場所で恋人とか生まれたら最高だ。
名前のとおり、都会的かつ田舎っぽい場所だと思う。
これは、大好きなバンド<WAR>の名曲のタイトルから拝借した。
こんな名曲にちなんだら間違いない、とぼくらは思ってる。
そして、古いビルの4階にあるこの店の大きな窓からは、下北沢で最高の部類に入る朝陽が見える。
みなさん、どうぞよろしくね。