20年後の世界

sokabekeiichi_diary2006-06-18

恵比寿のふたつの会場でライブ。
ガーデンホールではエレクトリックでR&Rショウ。
初めての会場。
恵比寿ガーデンホールで曽我部恵一BANDのライブって、ちょっと意外だけど。
このキレイなホールにロックンロールの分泌物をべったりと塗りたくったぼくたちであった。
出逢えたみんなに感謝(鷲)!


その後、リキッドルームに移動して、初のアコースティック・ギグ。アンプラグド曽我部BAND。
初めての形態に緊張しつつも、こういうのもいいなあ。
普段の大音量ではかき消される部分、大事なところがむき出しになる。
まさにネイキッド。ああ、こんな一面もあったのね、と新鮮。

写真はそのワンシーン(誌村宏明・撮影((無断借用)))。


オータくんが叩いてるいつもより小さめのドラムは、ぼくが下北沢の<大江戸そば>のおやじさんからゆずってもらったもの。
1970年代のラディック社製で、最高にほっこりしたいい音だ。

20年前までドラマーとして活躍してたそばやのおやじさんは、もうずーっと倉庫にしまったままのドラムを処分しようと思ってた。
ただでもいいから、できれば大切に使ってくれる人がいいなと。
で、巡り巡ってぼくのところに話が来た。
雨のなか、おやじさんの家までドラムセットを取りに行った。
20年前の話なんかを聞いたりしながら。

20年後の昨日、東京でふたたびステージに立つことになったドラムセット。
ひょっとしたら、ちょっとびっくりしてたかもね。
そしてまた、活躍する日々がやってくる。
人生なにが起きるか、ほんとにわからない。ってハナシ。

今日は報告がてら、大江戸そばに食べに行こうかな。
下北沢でいちばん美味しいそば屋さんである。(お世辞なし!)
そばもうまいし、丼もうまい。大江戸セットってのが、おすすめ。
カウンターだけの小さなお店。

で、美味しいおそばやさんにありがちだけど、おやじさんはちょっと無愛想だ。
よくあるハナシ。