春を待つ人 #2

夕べは下北沢のleteに中村ジョーくんとcinnabomさんのライブを聴きに行った。
こぢんまりと家庭的な、雰囲気のいいライブだった。
今朝オフィスへ来て、こっそり隠し録りした音源を聴く。

cinnabomさんがMCで、部屋の掃除をしてるって言ってる。
部屋の中の自分の気に入ってないものとか、不必要なものとか、そんなものがその人のパワーを奪うからどんどん捨てた方がいいって本を読んだそうだ。
「スペースクリアリング」って言うらしい。

ここんところのぼくもホントそんな感じで、自宅のものも事務所のものもどんどん捨てている。
気持ちいいったらない。
ストレス解消に買い物をするのも気持ちいいが、身のまわりのものを捨てるのも同じくらい気持ちのいいことだ。
つまり、こんなふうに消費社会は成り立っているのだな。

それはそうとして、捨てた分のスペースには代わりの何かが入ってくるのだろうか?
それは、物質じゃないかもしれない。
もしかしたら何にも入ってこないかもしれない。

cinnabomさんの軽〜くサイケデリックなボッサを聴いてると、ふと、そんなことを考えてしまう。