正月三日目

正月三日目にして、実家で曲作り。
いい曲できた。
実家で作るとなぜかいい曲ができる。
過去には「あじさい」とか「いつもだれかに」とか。
正月に実家で歌を作るという行為は、一見のんびりしているように思えるが、実はかなり切羽詰まった状況なのである。
ソカバンのセカンドアルバムは、ほとんど出来ていたものを反故にして、一から作りなおすという結論に。
う〜ん、過去にも自分の身に幾度か起きたことではあるが。
ふむふむ、このあたりが芸術行為のダイナミズム。
陶芸家が焼き上がった作品を地面に叩き付けて割る、アレです。
東京のトモちゃんからも「いい曲できた!」と電話。
うどん食べて、さらに曲作りは進む。
実家にはターンテーブルもないプロトゥールスもない、ラジオもないテレビもない(いやこのへんはあります)、あるのは三千円で買ったCDラジカセのみ。
こういう場所では何かが生まれる。
ここ最近聴いたCDはBOOWYのファースト、ブルーハーツのファースト、ジュディマリのベスト。近所のリサイクル屋で買った。
どれも最高だった。