脳内ニューヨーク

かいじゅうたちのいるところ』がスパイク・ジョーンズにより映画化されるが、
同時に『マルコビッチの穴』の脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作品『脳内ニューヨーク』も今秋公開。

ぼくは先行して観てしまったのだが、言葉を失うくらいに素晴らしい。
一生に一本しか撮れない、本気の映画だ。

マグノリア』は劇場で9回観たが、それ以来久々の「オレの映画」だと思った。

人生の途方もない複雑さと、とてつもない美しさに、果敢に挑んだ映画。
魂が音もなく震える。

この先、劇場で何度も観れることが幸せでならない。