日記

「ほんとに出るのかな その2」

一昨日の深夜から夕べの深夜にかけて、ダブルオー・テレサ中村ジョーくんのレコーディング。
ダブルオー・テレサは幡ヶ谷にあるリハーサル・スタジオにプロ・トゥールスを持ち込んでのレコーディング。彼らにはエンディングをしめくくるカバー曲をなにかやって欲しかったので、まずはいろいろある候補曲から選曲を始める。しかし、候補のなかにはいまひとつしっくりくるも
のがなく、結局選ばれたのは意外な曲。ダブルオー・テレサは自分たちのリハーサル後で疲れてるにもかかわらず、最高のテイクをあげてくれた。すごくグルーヴィーなロック・ステディ・ナンバーだ。ダブルオーの4人に、ホントにありがとう。
結局スタジオを出たのは朝の7時過ぎだった。

その後、aCaeの収録曲が決まる。

岡山に住むザ・テレパシーズのメンバーにコンピレーションの件を伝える。

夕方、静岡のtomohiroからカセットテープが届く。"TONIGHT"という曲。いちどやり直してもらったのでこれがテイク2である。あわててカセットデッキにテープを放り込む。スピーカーから宇宙人の断末魔の叫びのようなノイズギターが響きわたる。ぼくはtomohiroに電話をかけて、ひとこと言う。「最高」。

ランタン・パレードに電話で進行具合を尋ねる。ランタン・パレードは2曲提供してもらおうと思っている。彼の最近の曲はどれも素晴らしい。ここまで急激な成長をぼくらは予想していなかった。だから、みんなにもこの都市型ニュー・ソウルをぜひ聴いてもらいたいのだ。
2曲とも今月中にはあがって来るだろう。そのうち1曲は”ランタン・パレードがやって来る”というタイトルらしい。いいねぇ!

大阪のアニメーションズがコンピに参加することになった。

茄子おやじで遅い昼食。ひさびさのきのこカレーは胸にしみた。

夜、ROSEオフィスでジョーくんと待ち合わせ。
そこにデモテープから参加が決定したTHE BLUEBLACK PINHEAD ROLLのメンバーたちがやって来る。ぼくとは初対面だ。みんなハタチくらいだという。とにかく、メンバー全員顔が最高だ。そう、ロックはツラがまえが大事である。いまいちばんライブを見てみたいバンドだ。
お茶飲みながらだべってると、田中 貴がふらっと現れる。休日だったので寄ってくれたのだ。で、ジョーくん登場。
ぼくとジョーくんのふたりでスタジオに入って曲を仕上げる予定だったが、田中が偶然現れたものだから、当然3人でやるしかないよね。音楽を作るときには、実は、この偶然がひとつめかふたつめに大事なのをぼくは知っている。
ほらね、偶然の3人でやったセッションはやっぱり最高の曲に仕上がった。
中村ジョー"からっぽの青春"。ROSEコンピのオープニングを飾るだろう。