日記

旅を続けて行くなかで、いろんなことを学んだり、気づいたりしている。
心をこめて歌うこと。それが本当にできるとき、歌をうたう自分はすごくリアルで、その曲は今生まれたばかりのように輝く。
だれかに向かって歌うこと。それこそが意味を生み、何らかの関係を作ろうとし、熱を呼ぶ。
このふたつのことを成し遂げられたとき、ちゃんとやれたとき、ぼくはロックのなかにいるような気分になる。
それは未知との遭遇のようなものでもある。
自分にとってはとてもとても難しいが、ぼくはなんとかやってみたい。
毎日、強く心に思う。
今日だってそうだ。
ぼくたちはついに沖縄にたどりついた。