日記

sokabekeiichi_diary2004-12-29

クリスマスから数日、ゆっくりすぎるほどゆっくり休んだ。
とにかく寝た。空の色も関係なく、場所も関係なく、可能な限り寝まくった。
そして夕べ目覚めて、数時間経って、やっと体と脳がしゃんとした。

昨日はランタン・パレードのニュー・シングルと2ndアルバムのマスタリングの日。作業を終えたランタン・パレードこと清水”タミー”民尋やローズのみんなで、『私たちの音楽』にも参加してくれたTHE BLUEBLACK PINHEAD ROLLのライブを見に下北沢屋根裏へ行く。なかなかフレッシュなやつらで、はりきってやってた。ライブハウスの熱気が好きだ。
ライブハウスを出て、みん亭の二階でみんなでご飯を食べる。最近は上海焼きそばが超お気に入りである。小田島 等くんが教えてくれたのだ。なんとなく大盛りにしてしまう。壁に掛かった「THE BLUE HEARTS ヒロト '88」とサインが書かれた色紙をぼんやり見ながら、みんなで飯食うのも今年最後か・・・などと思う。

その後ローズ・オフィスに行って、ダベる。お喋りしつつ、経理のケニーと決算の相談。明日から領収書の整理が大変そう。
狭いオフィスに10人くらい人がいる。ひといきれを逃れて、気晴らしにローズ倉庫へと。徒歩10秒。倉庫の中は見違えるほどに整頓されていた。ここ数日でスタッフが大掃除してくれたのだ。ありがたい。
倉庫の中をなんとなくチェックする。「LOVE-SICK」の12インチ・シングルの在庫がかなりある。アナログ盤のプレス枚数って難しい。「世界のニュース」のリミックス12インチはあっという間に売り切れたのになぁ・・・。

オフィスに戻ると、人が減っていた。年の瀬はやっぱりみんな家路につくのが早い。
残った数人で来年オープン予定のローズのホームページの方針などのミーティング。あれやこれやと深夜まで続く。そしてランタン・パレードの新作を聴きながら、プロモーション資料を作ったり、ジャケットの草案を作ったり。今回のランタン・パレードはホントにいいアルバムだと思う。

そうこうしてるうちに夜が白んでくる。
ずっと寝ていたので、そんな風景をぼくはひさびさに見た。
そしてまた、嘘のように、外には雪が降っている。
ちょっと劇的である。
ほの暗い12月の終わりの始まり。