日記

昨日の夕方から誌村くんと無政府主義的恋愛ツアーDVDの打ち合わせ。
初めての打ち合わせは我が家で行なわれたのだが、これが気持ちいいくらいにスイスイ進む。
誌村くんは、昔っから現在まで、サニーデイ時代も含めてぼくのライブにほとんど足を運んでくれている人である。日本のどこだろうが関係ない。スケジュールが許す限りどこでも観に来てくれる。ぼくと同い歳。何年もそんなふうだから、今やぼくらとも完全に親友である。都合が合う時などは、いっしょにバンドワゴンで移動したりもする。
だが、今でも彼はチケットを買って来てくれる。それも整理番号1番とかで。そしてライブに対する率直な意見を聞かせてくれるというわけだ。
つまりぼくらにとってこの上なく頼もしい存在。
そんな誌村くんが撮った今回の映像なので、どんなプロのカメラマンが撮るよりも遥かに暖かいまなざしがそこにはある。とにかく、曲の持ち味やアレンジについての把握がハンパない。すべてワンカメの画だが、最高だ。
だから仕事が流麗に気持ち良く進んだんだ。
あいだにリハーサルのため中断し、夜中からローズ・オフィスで再度開始。で、朝までにはほとんどすべての構成が出来上がった。
『無政府主義的恋愛』という仮タイトルがついた1時間半のロックン・ロール・ムービー。去年いっぱいのツアーでの熱情をざっくりと編集したロード・ムービーでもある。春には（低価格で）リリースできるだろう。個人的には初のDVD作品なので、凝りに凝りたいと思っている。
とにかく今はシンプルな作業をすっきり終えて心は晴々としてる。
しかしまだまだツアーは続く。明日は人生初の宇都宮。さあ行こう、調子はばっちりだ。