日記

今日は下北沢で桜井鈴茂の新作小説『終わりまであとどのくらいだろう』の出版記念パーティ。一般のお客さんも入れてのライブ・パーティ。
この小説を読破したのは、名古屋から東京へ向かうバンドワゴンのなかでのこと。
素敵な小説だと思う。すぐ読めてしまうから、未読の方はぜひ!
桜井くんはぼくの親友で30代半ばの小説家。ぼくのアルバム『STRAWBERRY』のライナーも彼が書いてくれたもの。
今日は出版記念パーティといっても、ざっくばらんなホームパーティのような感じで行われた。会場も、ぼくらがよく行く下北沢のパブ。チップスやケーキなんかをつまみながら。
桜井くんが小説を朗読し、同時にぼくがギターを弾くという、リーディング・セッションもやった。これはぼくらの初めての試みだったけど、聴いてるひとたちはいかがだっただろうか。ぼくら的には、なかなか面白かったよね?桜井くん。
リズムを感じる小説なだけに、音楽と合わせてみようよと言ったのは、ぼくのアイディアだったのだ。
そのあとぼくは何曲か(それでも1時間くらい)歌って、最後に桜井くんのスピーチがあったりして、パーティはお開きに。
ぼくはすっごく楽しかったな。
かしこまった、変にリッチさをアピールするようなパーティが多いけど、そんなんじゃなくって、単にともだちに「おめでとう」というためのパーティ。
ふわっと気持ちよくなれたな。
桜井くんとともだちではないお客さんたちにも、そんな感じが伝わってるといいな。
なんせ素晴らしい物語を紡ぐ彼のことは、仲間うちみんなの自慢なのだ。