日記

夜、渋谷であふりらんぽのライブを観る。気になっていた人たちだ。
ショウが始まった瞬間から、そのセクシーな真っ直ぐさにがつんとやられて、どこか別の次元に連れて行かれる。途中から嫉妬すらおぼえる。いやぁ、こんなふうにはオレはできない。ステージでは真っ赤な衣装の女の娘がふたり、叫んだりジャンプしたり笑ったり泣いたりしている。ものすごい原始的なものと知的なものが同時にお互いを壊し合ってるような状態。大事に保ってる何かが崩壊して行くときの気持ち良さを感じた。みんな思ってるかもしれないが、あふりらんぽのライブにおいて男たちはマゾヒストになってしまわざるを得ないようだ。この快感はなんだ?
あぁ、時おり見せるあまりにも土着的な「郷愁」が、泣けてしょうがなかった。