日記

sokabekeiichi_diary2006-07-23

中村ジョーくんと神戸の旅。
夕べはバックビートで弾き語った。
少し酔いどれた、メロウな演奏会だったね。
たまにはこんな、自分がみんなより先に楽しんじゃうライブもいい。
なんか、こんな空気になったのも神戸の街の風のせいもあるかも。
で、打ち上げで神戸焼き鳥のお店へ。気持ちいい夜の中をみんなで歩いてった。
信じられないくらい美味しい鶏料理も手伝って、オレ、さらにほろ酔い。
もう、やばいっちゅーの。

翌日はお昼からカレー。
評判の「LUCY」ってお店へ。
普通の民家を改造したような二階には、すずしい色が流れてた。
ぼくは、今月限定の「宇宙カリー」を注文。
や!うまい!!
なんか、感じたことのない部分、刺激されるようなカレー。
お店の人が「宇宙カリー」と名付けたくなるのも、これだと分かるね。
お店には、あの「ピラミッドカレー」の模型が。
エンケンさんのピラミッドカレーも、フィギュア化されるとこまでいったか・・・。
オレ、食べたことあるもんね!(れっきとした自慢である)

そのあと、元町高架下商店街でレコード等物色。
めちゃくちゃ暑い中、荷物ばかりが増えていく。
あ〜、もう止めたい!と思いつつ、レコード掘る手が止まらんのです。
最終的にかなりの量のレコードゲット。
この日記をたまにみてくれてるというお店のお兄ちゃんは、ただ「めちゃくちゃ買わはるんですねえ・・・」と言っていた。
いやあ、楽しかったです。ありがとう。

そのうち神戸の街に、藍色の夜のとばりが降りはじめる。
大量の荷物を抱え、ふらふらと角の純喫茶「茜屋」へ。
「特製カレー」という黒板が目に入ったからだ。
この店は夜はカラオケスナックみたくもなるような感じ。
昔は綺麗だったであろうお店のママが、卵入り特製カレーを作ってくれた。
ひとくち食べると、なつかしいあの喫茶店のカレーの味。
スパイスから調合するなんてことはせずに、業務用のルーにちょっと手を加えて丁寧に作ったやつ。
甘くて辛くてやさしい、あの夏の終わり頃を思い出す味。
ああ、美味しい。

かくして、神戸の旅は、かなり美味しい旅であった。
またすぐ行きたい街である。