Family Affair
朝から夫婦間にて戦争勃発。
お皿一枚などが犠牲に。
いやはや、夫婦喧嘩は犬も食わないとは言いますが、まさしく。
だいたいがくだらないきっかけ、というのがまた情けなくも愛おしいのではあるのだが、本当の戦争と違って「国」とか「宗教」とかっていう依って立つところが無いことが逆にタチが悪い。
よって生身の人間同士の魂に近いところでのぶつかり合いになってしまうのだが、それを考えるとこれは戦争というよりも格闘技に近い。
かなりルールを削ぎ落としたアルティメットな対決とでも言おうか。
ひいては、理由や目的から自由な立場における人間の闘争本能のみに炎を灯す「猪木イズム」のようなモノなのかもしれない。
それならそれで、犬も食わないどころかけっこうな見物ではある。
はぁ・・・疲れた。
*
ちなみにケンカの原因は、「娘を舞妓さんにしたいか・したくないか」という話が口論となった事であった。
(前夜、テレビで映画『さくらん』を観たことに起因している)