2008-08-15 今日歩 日々のウォーキング。 何百回と通った遊歩道に、今日初めて、坂口安吾の記念碑を見つける。 彼はハルコも通う小学校の教師だったことがあるそうだ。 ぼくはその事実を知らなかった。 記念碑にはこんな一文が刻まれていた。人間の尊さは 自分を苦しめるところにある。 安吾無心に歩いていたぼくに、この言葉は青天の霹靂であった。 救われた気分になった。 そして、下北沢の本屋に駆け込み、何冊目かにあたる『堕落論』を買って、事務所に向かった。