青年は底辺をめざす
昨日は廃校フェス。
廃校になった小学校を使って、無数のバンドやパフォーマーが出演するイベントだが、
なんだか自由な感じの空間だった。
というか、気分は音楽だけの学祭。
それも文科系の大学の学祭。
小さな教室にライトを灯して「実験的(!)」な音を出しているバンドを見るにつれ、土曜日の午後とか教室にこもって悶々としていた自分の学生時代を一瞬思い出し、酸っぱい気分になってしまった。
山形で廃映画館を使って開催された「DO IT」もまさにそうだったが、こういうお約束事をいったん取り払った自主イベントがいろいろと行われるようになったことは、とてもおもしろいと思う。
新しい出会いの可能性を感じる。
しっかりした資本がしっかりした遊び場を提供してくれるフェスとは違って、「金はないがやりたいことは溜まりまくってる」という飢餓感が清々しい。
不景気と呼ばれるこの時代、バブル期と違い失敗は許されたも同然だ。
ヒマつぶしになにかやってみよう、というのは大きく正しいモチベーションである。
青年は荒野をめざす。
そう、とにかくみんな、外へ!外へ!
そんな空気感にぴったり合いそうなバンドが二組、こんどローズから登場します。
「神さま」と「ワッツーシゾンビ」。
どちらもワイルドでキュンとする手作りロックンロール。
大好きです。
それはそうとテレビのニュースにオレが映ってたと、お向かいのおばさまに言われました。
昨日成田空港で例のインフルエンザ取材をやってたのだ・・・。
ぼくはインタビューを「ちょっと・・・」という感じで断ったのだが。
見た人いる?