毎日が新しい一日。

新宿タワレコでインストアライブ、鈴木慶一氏との共同インタビューなど、東京での日々。
短い在京期間だが、両親が来たりして慌ただしい。


新宿タワーのライブは、オータくんがジャンベ、曽我部&上野がアコギに徹する初めての編成。
しかし、いつもとは違うグルーヴ感と力点の置き所で、最高に楽しい。
なんと言っても、いでたちが1970年代のフォークゲリラのようだし。

これはこれで、いろいろと可能性が広がりそうではある。
今後もこのスタイルでインストアライブをやっていきたい、と思った。


昨日は鈴木慶一さんと、j.i.s.m.(慶一さんのスタジオ&オフィス)で共同インタビュー。

j.i.s.m.は大掃除がなされたらしく、とても広々としていた。
なぜか新しい部屋も出現していたし。

湯浅 学さんや、<ストレンジデイズ>誌の岩本晃市郎さんがインタビュアーという非常に濃い時間。
湯浅さんはミニコミを作りはじめたそうで、「ノーコン」というコピーを閉じた小冊子をくれた。
昔はそんなミニコミ誌っていうのがいっぱいあった。
いまやそれはブログというメディアに収斂したのだろうが、やはり手書き文字のコピー誌には、そこにしかない圧倒的パワーがある。
ざらざらギトギトと愛があふれていて、つまりは「手作りの良さ」ってのはこのことであろう。

岩本さんとは「コンセプトアルバム」についての話。
話ていて、PRETTY THINGS "S.F. Sorrow is Born"、SMALL FACES "Ogden's Nut Gone Flake"、ROLLING STONES"Their Satanic Majesties Request"などの英国製(ユル)コンセプトアルバムが急に聴きたくなる。
中学のときにこれらのアルバムを聴き「コンセプトアルバム」に対する謎が広がったことを思い出す。

慶一さんはいつもお洒落で、ぼくも年とってこんなふうでいられるだろうか、心配になる。
慶一さんが聴く音楽はいつも新しい。
今回のアルバムも、知らない音楽ができあがってしまった。


両親が上京して、みんなで焼き肉。

今日は自宅のカーペットの張り替えのため、家族で一日脱出。
三茶の定食屋さんで、みんなで飯を食った。

雨はいつのまにか晴れていた。


これから故郷の香川県に向け、走る。