ときをこえて

昨日はトラッシュキャンシナトラズと合流して、ちょっとリハーサル。

数年ぶりに合うスコットランドの友人たちは、本当になーんにも変わってなくて、あ然としてしまう。

この人たちのファーストアルバムを死ぬほど聴いて、それがサニーデイの礎になったのは、ぼくたちのなかでは有名な話。

あこがれは、海を越えて、いつしか友情になった。

それはいま時も越えて、今日からのツアーがある。

そして、あのあこがれはぼくが歳とっても、今日も若くて美しいままだ。




文藝別冊「追悼・加藤和彦」を読む。
ぼくもほんの少しだけ寄稿させてもらったが、いろんな方が素晴らしい文章や言葉を綴っていて、読み応えのある本になっている。

アルバム『それから先のことは・・・』(真の傑作!)を聴きながら、加藤さんの昔のインタビューを読んで、すごくさみしくなった。

ぼくは年老いたときにどんなミュージシャンになっているのだろう。

そんなふだんなら絶対考えないことが、頭をよぎった。


これからもういちど、加藤和彦さんが辿った音楽の道を、さかのぼってみようと思っている。