ねえ、外は春だよ。
ニュースでもお伝えした通り、ツアー<SPRING FEVER>のなかの仙台公演がアルバムになります。
どの会場も充実していたこのツアーです、ライブ盤を作るにあたって、どのような方針にしようか、とても迷いました。
各会場のハイライトをつなぎ合わせて作るやり方、ひとつの会場にしぼる方法・・・。
どの夜にもそれぞれの物語りのようなものがあったので、1枚のCDにするのは難しいことでした。
しかし、ふりかえると仙台公演はなにか特別なものがありました。
なんども訪れたことのあるJUNK BOXは、やはり震災の後では違う場所のように思えました。
来てくれたお客さんたちは、なにかちいさなろうそくの炎のまわりにそっと集まるように大切に音楽に寄り添ってくれました。
それでぼくは、仙台の夜を選ぶことにしました。
2時間くらいやったライブから70数分に曲をしぼるのは大変でした。
だけど、できあがったものを今こうして聴いてみて、とても満足しています。
なにより、あの夜のこと、そして今回のツアーのことを、とても美しく想い出すことができます。
ライブ盤はやっぱりすごく好きです。
一晩の音楽のぬくもりが、宿っているから。
そのぬくもりがみなさんのもとに届いたら、とても嬉しいです。
曽我部恵一 with PINK BAND
『SPRING FEVER - live at SENDAI 2011.5.13』
ROSE 121/紙ジャケット/¥1,500(税込)
01. 春の嵐
02. ギター
03. 3つの部屋
04. どこかでだれかが
05. パリへ行ったことがあるかい?
06. 朝日のあたる街
07. 愛と苦しみでいっぱい
08. 魔法
09. テレフォン・ラブ
10. PINK
11. 一週間分の愛
12. ねぇ、外は春だよ。
13. 青春狂走曲
14. ミュージック!
15. outro
*発送は6月27日からの予定です。
*他の商品との同時購入&同時発送はできません。ご了承下さい。
ちなみに・・・・、
ぼくのオールタイムフェイバリットライブ盤はこれです。